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沖縄の食生活の変化と寿命

沖縄というと日本の中でも長寿県とよく言われます。
なので食べ物としても他県からみるととても興味深いものかもしれません。
昭和60年ころまで男女においても沖縄が一番の長寿国だったのです。
しかし、平成22年には男性は30位、女性は3位と変化していったのも事実です。

沖縄の食生活の原点というと豚肉を中心にした脂肪分の多いものだったということですが、伝統食ということではいつも豚肉ばかりを食べていたわけでもありません。

沖縄の食生活では米軍の影響が大きいといわれています。
例えば、米兵が携行する豚の加工品の缶詰やランチョンミートと呼ばれるもの。
1960年以降には基地の食堂の解放でドライブスルーと呼ばれる、ファーストフードのたぐいやステーキを使ったビーチパーティーが米国風の食べ物として広く知られていきました。そのため県民全体の脂肪摂取量としても1960年~1970年前半まで一挙に上昇してしまったのです。この時期の現在の50~60代の成長期では、脂肪摂取量も本土に比べても4ポイントも高くなり、肥満度としても全国第1位になっています。

さらに食生活でも昭和42年の本土復帰が影響しています。すしや焼き肉、焼き魚など本土からどっと押し寄せてきました。

沖縄はもともと低食塩文化の食生活が多く、かつお節を生かして醤油を使うことは少なかったのです。
現在65歳以上の人は今も長寿といわれる中で、2度の食生活の変化を体験した中高年世代の脂肪率としては高くなっているようです。

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最終更新日:2015-08-06 13:06

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